津軽三味線・民謡の世界における最も近代的な表記方法。「津軽三味線」と漢字で書くよりも、「Tsugaru Shamisen」とローマ字で書くことが多い。「民謡」は「Minyo」と書くため、英語風に「まいにょー」と発音しないよう注意が必要。その他、地名もローマ字に変換して近代化する手法が多く見受けられる。 民謡界におけるローマ字表記の歴史は長い。現在では理由もなく伝統化しており、若手までが慣例的にローマ字を使っている。素直にナウいと認めてあげるのが礼儀。ときに、「表意文字たる漢字を避け、ことばそのものが持つ音を大切にしたい」などという言い訳を聞くこともあるが、それなら国際音声字母を使え、なんて言ってしまうのは野暮というものだ。 かの有名な「YOSAKOIソーラン」など、さまざまな楽曲のTAITORUとなることが多い他、「ザ」との併用も多く見受けられる。
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