三味線かとう開発のエレクトリック三味線(エレキ三味線)。三味線の音を電気化するツールの定番にして元祖。 胴内部にピエゾ(ピックアップ:集音器の一種)、裏面に基盤が埋め込まれており、胴に開けられた穴からシールドを通して出力する。もちろん、エフェクターをかませて音を加工することも容易。しかもナマでも問題なく演奏できる。エレキと言うよりもエレアコに近い。 和太鼓やバンド等、マイクの使用が困難なステージで活躍。その高品質と信頼性の高さから、木之下真市・上妻宏光等、若手トップ奏者が愛用し一躍有名となった。サイレント機構を備えた「夢絃21サイレント」もある。21世紀を迎えた今、後継機種「夢絃22」の制作が待望される。 |