≡津軽三味線用語大辞典≡
【ひ】2

【弾き】 ひき
 津軽三味線を大きく分けると「叩き」と「弾き」の二系統に分かれる。現在の津軽三味線はほとんどが前者の「叩き三味線」。「弾き」とは、前撥のみで強い音を出さず爪弾く音を主体とする三味線のこと。「撥付け」と言われる撥の前後運動がほとんどないのが特徴。故・高橋竹山がこの系統唯一の継承者であったが、演奏活動に専念した結果多く弟子を取れなかったため、希少な流派となっている。
 なお、「弾き三味線」を名乗っているが、実は「叩けない」だけの人も結構存在するので、見極めが大切である。

【叩き】 →関連事項
No.88 by kanko メール
2005/01/24 [Mon] 00:14
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【ビブラート】 びぶらーと
 音をわずかに振動させる技法。「スリ」と言って、2〜3度の音程にまたがる大きなビブラートもあるが、基本的には音を伸ばすのが目的。初心者はむやみやたらに糸を擦るが、擦れば良いとは限らないわけで、やはり大切なのはハートと優しさである。

【スリ】 →関連事項
No.63 by りょう メール
2005/01/20 [Thu] 01:23
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