≡津軽三味線用語大辞典≡
【う】3

【後撥】 うしろばち
 「撥付け」の技法において、駒寄りに撥を当てること。また、その技法。棹寄りに押し込むようにして撥を当てる「前撥」に対して、駒寄りを強く打つことを「後撥」と言う。
 基本的には、大きなフォームで撥を叩きつけ、迫力ある音を出す。流派にもよるが、駒〜胴の端の中間点よりやや駒寄りを強く叩くのが普通。後撥でスクイの技法を行うことは稀。

【撥付け】 →関連事項
【前撥】 →関連事項
【スクイ】 →関連事項
No.97 by りょう メール
2005/01/25 [Tue] 01:16
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【ウチ】 うち
 ふたつの意味がある。通常は、撥を上から糸に当てる、いわゆる「ダウンストローク」、撥打ちのこと。
 もうひとつは、左手指で糸を打ち、小さな音を鳴らす技法。主に薬指を用いる。地唄・長唄の三味線では、基本技術としてはっきりした音を出すために使用されるが、津軽では装飾的な音を出すために用いられる程度。津軽小原節で多用される。

【小原節】 →関連事項
No.39 by りょう メール
2005/01/13 [Thu] 13:19
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【運指】 うんし
 左手で糸を押さえツボを見極め音律を決定する動き。これによって様々な音色を奏でる。名称や技術も多岐にわたるが以下の運指を基礎とし応用される。

【ウチ】 →関連事項
【オシ】 →関連事項
【かませ】 →関連事項
【ケシ】 →関連事項
【スリ】 →関連事項
【ハジキ】 →関連事項
No.116 by kanko メール ホーム
2005/02/05 [Sat] 11:11
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