天神部、上駒のすぐしたにあるくぼみと山の細工でくぼみの部分を「さわりの谷」山の部分を「さわりの山」と呼ばれる。1の糸の開放絃が振動したときに独特のビリビリと言う余韻を生じさせる役割がある。天神部の裏側にネジが通してあり、そこでさわりの山を調節することでさわりをつける。一つ一つの三味線にもよるが、2の糸3の糸の調子が正しく合う時、特定の勘所を押さえたときにも共鳴し余韻が生じる。 長く演奏をしていると、振動と摩擦により「さわりの山」が段々となくなっていき、さわりが付きにくくなるので、なくなったらメンテナンスをして山を元に戻す必要がある。 |
No.41 by kanko 2005/01/15 [Sat] 14:58 修正・削除 |
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