山田千里先生の旧節~新節じょんから。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=vdQS6vrPeP4[/youtube]
youtubeを巡回してみると、いろんな動画に出会えますけど、
なかなかこんないいセンスの動画に出会えることは稀ですよ。
昔の名人の先生方は「あぐらで演奏することが多い」と聞いたことがあります。
スピード感があるのに、速く聴こえない味。そして、やはり津軽の臭さをきちんと出すのは
難しい所です。大先生だからこそ、自然に出せてしまうんだなと。
このあぐら演奏が板についてらっしゃるのが、いいですね。
津軽弁で「噂をすれば影」に相当する言葉があります。
「津軽衆だの~」といいます。また、食事の際に、一人分だけ残して
誰かが食べるのだろうと気を使って、だれも手を出さないまま、
一口分残ることも「津軽衆」といいます。
津軽臭さと打ち込ちこもうとおもったら、普通に「津軽衆」が変換されてしまった(笑)
まあ津軽臭でも「つがるしゅう」と読むでしょうけどね。
津軽臭が漂う演奏でした。
2016年7月31日